「華文(中華系文学)」絢爛 SF・ミステリーに新潮流!
今や国際社会で最も影響力を持つ国の一つとなった中国だが、本の世界でも躍進著しいのをご...
2019年7月29日 東京ブックカフェ
出産は善? 考え続ける 『夏物語』 作家・川上未映子(みえこ)さん(42)
「人はなぜ子どもを産むのか」「産むことは善いことか」。その問いに正面から向き...
2019年7月28日 書く人
モスクワの伯爵 エイモア・トールズ著
◆恐怖政治下、朗らかな物語 [評]沼野恭子(東京外国語大大学院教授) ロシア...
2019年7月28日 書評
回想の伊達得夫(だて・とくお) 中村稔(みのる)著
◆たえて拓いた詩界の水路 [評]井坂洋子(詩人) 近年、続けて萩原朔太郎(は...
天草島原一揆後を治めた代官 鈴木重成(しげなり) 田口孝雄著
◆復興、基本は「民を生かす」 [評]浦辺登(歴史作家) 寛永十四(一六三七)...
さよならの儀式 宮部みゆき著
◆悪人すら優しさで包む [評]長山靖生(文芸評論家) 宮部さんの小説は、ミス...
働く妻、母として強く 『クララ・シューマン』 音楽評論家・萩谷由喜子(はぎや・ゆきこ)さん
音楽史上、最も名の知られた女性に違いない。クララ・シューマン(一八一九~九六年)...
2019年7月21日 書く人
王家の遺伝子 DNAが解き明かした世界史の謎 石浦章一著
◆表に出ない歴史明らかに [評]泊次郎(科学史研究家) DNA鑑定は犯罪捜査...
2019年7月21日 書評
ハンナ・アーレント 屹立(きつりつ)する思考の全貌 森分(もりわけ)大輔著
◆思想の総体 丹念に描き出す [評]粂川麻里生(くめかわ・まりお)(慶応義塾大教...
異能の日本映画史 木全公彦(きまた・きみひこ)著
◆見逃されがちな作品に光 [評]浦崎浩實(ひろみ)(映画評・劇評家) 映画評...
モロイ サミュエル・ベケット著
◆伝統的な遍歴の物語を脱構築 [評]小倉孝誠(慶応義塾大教授) 一九五〇年代...
貶められた縄文の神 『鬼とはなにか』 歴史作家・戸矢(とや)学さん(66)
鬼が島の鬼は、何も悪いことをしていないのに桃太郎に征伐され、節分の豆まきでは「鬼...
2019年7月14日 書く人
百鬼園 戰前・戰中(せんぜんせんちゅう)日記(上)(下) 内田百〓(ひゃっけん)著
◆『焼盡』までの空白埋める [評]武藤康史(評論家) 内田百〓の新しい本が出...
2019年7月14日 書評
むらさきのスカートの女 今村夏子著
◆切実で可笑しい 不穏な世界 「評]藤田香織(書評家) 今村夏子の小説は読者...
ぼくを忘れないで ネイサン・ファイラー著
◆語って、あらわになる魂 [評]岡本啓(詩人) 「安心毛布」という言葉に、あ...
日米地位協定 山本章子(あきこ)著
◆国民から遠い「合意議事録」 [評]田仲康博(社会学者) 沖縄ではあいかわら...
<ブルボン小林 月刊マンガホニャララ> (3)ステキな「怪演」見つけたゾ~
幼児向け番組「おかあさんといっしょ」の中で僕が一番好きなのは「シルエットはかせ」...
2019年7月8日 東京ブックカフェ
『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて』 土の研究者・藤井一至(かずみち)さん(37)
世界には、全部で十二種類の土がある。それぞれが分布する地を訪ねては、増え続け...
2019年7月7日 書く人
金剛の塔 木下昌輝(まさき)著
◆四天王寺巡る時空を超えた物語 [評]塩野米松(作家) 大阪市天王寺区にある...
2019年7月7日 書評
僕が夫に出会うまで 七崎良輔(ななさき・りょうすけ)著
◆同性愛者の苦悩包み隠さず [評]白石秀太(書評家) 二〇一六年十月、東京・...
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