画家の眼に敬意込めて 『絵画逍遥(しょうよう)』 国立国際美術館館長・山梨俊夫さん(71)
<外はまだ明るく、雨も光を含んでいる。夕暮れが近くなった> <文学が言葉をも...
2020年3月29日 書く人
オーケストラ 知りたかったことのすべて クリスチャン・メルラン著
◆「音楽家の集合体」舞台裏に迫る [評]茂木(もぎ)大輔(指揮者、元NHK交響楽...
2020年3月29日 書評
柳田國男(やなぎた・くにお)民主主義論集 大塚英志(えいじ)編
◆「公民」育成の在り方を模索 [評]鶴見太郎(早稲田大教授) 亡くなる数カ月...
友だち シーグリッド・ヌーネス著
◆一人と1匹 生と死見つめる [評]美村里江(女優、エッセイスト) 体重九十...
山岳捜査 笹本稜平著
◆臨場感たっぷりの謎解き [評]笹倉孝昭(山岳ガイド、国立登山研修所講師) ...
<小林深雪の10代に贈る本> 「若草物語」を読もう
『若草物語』が、再び映画化され話題です。今年のアカデミー賞衣装デザイン賞も受賞しまし...
2020年3月23日 東京ブックカフェ
真実のため愚直に 『伝説の特捜検事が語る平成重大事件の深層』元東京地検特捜部長・熊崎勝彦さん(78)
一九九〇年代後半、東京地検特捜部の若手検事たちは仕事を終えると、いくどとなく特捜...
2020年3月22日 書く人
資本主義の新しい形 諸富徹(もろとみ・とおる)著
◆知的資産を人的投資で [評]奥山忠信(埼玉学園大教授) 先進資本主義国の成...
2020年3月22日 書評
何度でも泣ける「沁しみる夜汽車」の物語 NHK沁みる夜汽車制作チーム著
◆人つなぐレール、ホームは家 [評]村井美樹(タレント) 鉄道旅をしていると...
エンド・オブ・ライフ 佐々涼子著
◆最期にきらめく生を照らす [評]秋山千佳(ジャーナリスト) 人間が新型コロ...
石坂洋次郎の逆襲 三浦雅士著
◆女が生き生き蘇る価値 [評]小池昌代(詩人、小説家) 石坂洋次郎と聞いて思...
ある「慰安婦」の人生 『草(くさ)』 グラフィック・ノベル作家 キム・ジェンドリ・グムスクさん(48)
今、世界中で注目される漫画だ。フランス語、英語、イタリア語に翻訳され、スペイン語...
2020年3月15日 書く人
夜(よ)告げ鳥 初期作品集 三島由紀夫著
◆幻の自選集 没後50年経て [評]佐藤秀明(近畿大教授、三島由紀夫文学館館長)...
2020年3月15日 書評
二重らせん 欲望と喧噪(けんそう)のメディア 中川一徳(かずのり)著
◆権力闘争の暗部、あぶり出す [評]隈元信一(ジャーナリスト) 分厚い本だが...
コレットの地中海レシピ シドニー=ガブリエル・コレット著
◆五感刺激する読み心地 [評]平松洋子(エッセイスト) 「恋なんて三行ですん...
酒場の京都学 加藤政洋(まさひろ)著
◆酒好き集う飲み屋街の系譜 [評]太田和彦(作家) 京都はお茶屋、お座敷だけ...
<ブルボン小林 月刊マンガホニャララ> (11)休校中こそ「元気」な漫画を
新型コロナウイルスの影響で今月三日の予定だった小学館漫画賞の授賞式が延期された。...
2020年3月9日 東京ブックカフェ
偏見を越えて、前に 『「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトへ』 写真家・長島有里枝さん(46)
一九九〇年代、男社会だった日本の写真界にヒロミックスさん、蜷川実花さんら新進の女...
2020年3月8日 書く人
建国神話の社会史 古川隆久著
◆矛盾に直面する教師たち [評]成田 龍一(日本女子大教授) 『古事記』『日...
2020年3月8日 書評
クリーンミート 培養肉が世界を変える ポール・シャピロ著
◆環境に優しいと言うが [評]石浦章一(同志社大特別客員教授) アメリカ人の...
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