無関心の壁を崩したい 『障害者差別を問いなおす』 二松学舎大准教授・荒井裕樹(ゆうき)さん(39)
書名の「問いなおす」という言葉にひかれて手に取って、帯に書かれた問い掛けにハ...
2020年5月31日 書く人
バリ島の影絵人形芝居 ワヤン 梅田英春(ひではる)著
◆40年近い実演と研究実る [評] 隈元信一(ジャーナリスト) インドネシア...
2020年5月31日 書評
兄の終(しま)い 村井理子(りこ)著
◆死者の沈黙の言葉が響く [評]若松英輔(批評家) 長く会っていなかった、む...
日本のお弁当文化 権代(ごんだい)美重子著
◆小さな箱に日本人の精神性 [評] 平松洋子(エッセイスト) 一食をまかなう...
<美しい本>の文化誌 装そう幀てい百十年の系譜 臼田捷治(しょうじ)著
◆本を彩るクリエイターに光 [評]カニエ・ナハ(詩人、装幀家) 不安な時世に...
コロナ禍、どう生きる 高橋源一郎さんが薦める本
家族以外の人間と話す機会がずいぶん減った。打ち合わせもオン・ライン。生活はすっか...
2020年5月25日 東京ブックカフェ
年重ねても不謹慎な2人 『ピエタとトランジ<完全版>』 作家・藤野可織さん(40)
「女子高生」と聞いて、どんなイメージを喚起されるだろう。青春、恋愛、多感、純粋、...
2020年5月23日 書く人
スパイ関三次郎事件 戦後最北端謀略戦 佐藤哲朗(てつお)著
◆緻密な取材が暴いた真相 [評]佐藤優(作家・元外務省主任分析官) 国家には...
2020年5月23日 書評
格差は心を壊す 比較という呪縛 リチャード・ウィルキンソン&ケイト・ピケット著
◆所得差が生む闇 データで明示 [評]中村達也(経済学者) 所得格差が、歴史...
贖罪 ナチス副総統ルドルフ・ヘスの戦争 吉田喜重(よししげ)著
◆20世紀の罪と罰を問う物語 [評]小野民樹(書籍編集者) 齢(よわい)八十...
神木探偵 神宿る木の秘密 本田不二雄著
◆樹木への崇敬 根源を探る [評]いとうせいこう(作家) タイトルを見た時か...
<ブルボン小林 月刊マンガホニャララ> (13)令和の「猫型」は 道具を修理
『ドラえもん』の原作が連載開始から今年で五十周年だそうで、某ラジオ番組からその魅力を...
2020年5月18日 東京ブックカフェ
酒に頼らず生きる 『しくじらない飲み方』 精神保健福祉士・社会福祉士 斉藤章佳(あきよし)さん(40)
「タバコや食べ物などの依存症は、口と密接な関係があります。特にアルコールは孤独感...
2020年5月16日 書く人
「あの人」のこと 久世光彦(くぜ・てるひこ)著
◆魅力引き出す親しい眼差し [評]美村里江(女優、エッセイスト) 演出家に求...
2020年5月16日 書評
新写真論 スマホと顔 大山顕(けん)著
◆他メディアと絡め、深く問う [評]タカザワケンジ(写真評論家) 写真論には...
老いてこそ生き甲斐 石原慎太郎著
◆衰えと対峙する魂の輝き [評]小松成美(作家) 私の人生に最も影響を与えた...
猫を棄(す)てる 父親について語るとき 村上春樹著
◆日本人の心の底に触れる [評]重里徹也(聖徳大教授・文芸評論家) 村上春樹...
東京は、何度でもはじまる 建築家・辰野金吾が一生をかけて挑んだ密な首都の長所と短所
東京五輪・パラリンピックは延期になり、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態...
2020年5月11日 東京ブックカフェ
「コロナ以後」語るために 『武器としての「資本論」』 思想史家・政治学者 白井聡さん(42)
「コロナ以前/以後」が語られ始めている。この危機が「より速く、より多く、より大き...
2020年5月9日 書く人
戦後日本の満洲記憶 佐藤量、菅野智博、湯川真樹江編
◆植民地体験忘却の歴史明らかに [評]吉田裕(ゆたか)(一橋大名誉教授) 日...
2020年5月9日 書評
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