笑いに潜む差別を自問 『おもろい以外いらんねん』 作家・大前粟生(あお)さん(28)
近年、お笑いの世界では「人を傷つけない笑い」という言葉がしばしば用いられる。...
2021年2月28日 書く人
ロッキード 真山仁著
◆疑惑の本筋は軍用機導入 [評]佐高信(評論家) ウォーターゲート事...
2021年2月28日 書評
ずばり東京2020 武田徹著
◆大会前 冷めた筆致でルポ [評]高橋秀実(ノンフィクション作家) ...
そこに工場があるかぎり 小川洋子著
◆濃密に戯れるひととモノの姿 [評]重里徹也(聖徳大教授・文芸評論家) ...
「恋と革命」の死 岸上大作 福島泰樹著
◆闘いと恋の苦悶を叙述 [評]小嵐九八郎(作家・歌人) 六〇年安保闘...
<ブルボン小林 月刊マンガホニャララ> (22)漫画賞 選考会まで「まるで漫画!」
小学館漫画賞の選考委員を続けて気付けば十一年目を迎える。 もはや委員の中では...
2021年2月22日 東京ブックカフェ
「政治家」実朝像に迫る 『源氏将軍断絶 なぜ頼朝の血は三代で途絶えたか』 創価大教授・坂井孝一さん(63)
鎌倉幕府の将軍といえば、真っ先に思い浮かぶのは初代の頼朝だろう。二代の頼家は...
2021年2月21日 書く人
アルツハイマー征服 下山進著
◆根治へ「不可能」に挑む [評]佐藤幹夫(フリージャーナリスト) 評...
2021年2月21日 書評
隣の国のことばですもの 茨木のり子と韓国 金智英(キム・ジヨン)著
◆海越えた詩の相互受容分析 [評]矢部真紀(日本近現代文学研究) 茨...
服のはなし 着たり、縫ったり、考えたり 行司(ぎょうじ)千絵著
◆「自分らしく」ふだん着自作 [評]鶴田静(しずか)(文筆家) コロ...
ヨンケイ!! 天沢夏月(あまさわ・なつき)著
◆仲間を信じバトン継ぐ [評]谷野哲郎(本紙編集委員) 「ヨンケイ」...
興行界の裏面史に迫る 『沢村忠に真空を飛ばせた男 昭和のプロモーター・野口修 評伝』 ノンフィクション作家・細田昌志さん(49)
空手を愛好する無名の青年を「沢村忠」の名でキックボクシングの帝王に仕立て、芽...
2021年2月14日 書く人
対米従属の構造 古関彰一著
◆主体なき国家の根源直視 [評]斎藤貴男(ジャーナリスト) 自民党は...
2021年2月14日 書評
じい散歩 藤野千夜(ちや)著
◆老いと向き合う家族小説 [評]青木千恵(書評家) 本書の主人公、明...
70歳、これからは湯豆腐 私の方丈記 太田和彦著
◆人生を追想、老境愛おしむ [評]橋本克彦(ノンフィクション作家) ...
絶滅危惧個人商店 井上理津子著
◆地域密着の経験と矜恃 [評]木村晃(サンブックス浜田山店長) あそ...
<トヨザキが読む!豊﨑由美>高原英理 澁澤と種村を継ぐ幻視者 80年代サブカルが残した叡智
一九八〇年代のサブカルくそ野郎(トヨザキによる自嘲と愛着を兼ねた呼称)の心の...
2021年2月8日 東京ブックカフェ
無になることに憧れ 『遺言未満、』 作家・椎名誠さん(76)
作家、カメラマン、映画監督、冒険家…。若い頃から幅広い分野で活躍してきた。そ...
2021年2月7日 書く人
路上のポルトレ 憶(おも)いだす人びと 森まゆみ著
◆出会った人の姿 ありありと [評]杉本真維子(詩人) 地域雑誌『谷...
2021年2月7日 書評
旅する神々 神崎宣武(のりたけ)著
◆常住することなく変幻自在に [評]大塚ひかり(古典エッセイスト) ...
1-20 / 23件