<トヨザキが読む!豊﨑由美>「ゴミの島」で交錯する運命 イチ押しの台湾人作家・呉明益(ご・めいえき)
猛暑のさなか、マスクを着用していなければならない二度目の夏。休みにもかかわら...
2021年8月30日 東京ブックカフェ
選書10年、独自の視点 『月に3冊、読んでみる?』 エッセイスト・酒井順子さん(54)
週末の読書面に四人の筆者が交代で執筆している「3冊の本棚」欄は、二〇一二年五...
2021年8月29日 書く人
生きのびるための流域思考 岸由二(ゆうじ)著
◆治水が育む文化と環境 [評]中村桂子(JT生命誌研究館 名誉館長) ...
2021年8月29日 書評
菌の声を聴け タルマーリーのクレイジーで豊かな実践と提案 渡邉格(いたる)・麻里子著
◆無数のつながり映す発酵 [評]高橋秀実(ノンフィクション作家) あ...
世阿弥最後の花 藤沢周著
◆自他の境界消える能空間 [評]安田登(能楽師) 小説を読んだという...
仁義なき戦い 菅原文太伝 松田美智子著
◆銀幕で存在感 心に空隙 [評]内田誠(ジャーナリスト) 『仁義なき...
朝刊小説「かたばみ」連載を前に 木内昇
作家木内昇さん(53)が執筆する朝刊連載小説「かたばみ」が、30日に始まりま...
2021年8月23日 東京ブックカフェ
巷(ちまた)の空 野口冨士男著
◆生誕110年 奇蹟の新刊 [評]武藤康史(評論家) 亡くなって二十...
2021年8月22日 書評
サボる哲学 労働の未来から逃散せよ 栗原康著
◆選択肢ぶち壊す衝動肯定 [評]白井聡(思想史家・政治学者) 旺盛な...
流転の中将 奥山景布子(きょうこ)著
◆「大義」ゆえの苛烈な生 [評]縄田一男(文芸評論家) 幕末における...
外交交渉四〇年 薮中三十二(やぶなか・みとじ)回顧録 薮中三十二著
◆国益のため双方にモノ言う [評]御厨貴(政治学者) 「交渉人一代記...
自分自身を信じて 『挑発する少女小説』 文芸評論家・斎藤美奈子さん(64)
赤毛のアン、若草物語、秘密の花園…。誰もが題名くらいは知っている少女小説の数...
2021年8月22日 書く人
庶民の叫び 歌にのせ 『カンカラ鳴らして、政治を「演歌」する』 カンカラ三線・演歌師 岡大介(たいすけ)さん(43)
新聞ではネタになる政治の迷走が紙面を賑(にぎ)わせているのに、コロナ禍で演芸...
2021年8月15日 書く人
アジアと共に「もうひとつの日本」へ 永井浩著
◆米国に偏らぬ世界認識を [評]古関彰一(独協大名誉教授) われわれ...
2021年8月15日 書評
消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神 橋本努著
◆脱・消費依存シンプルに暮らす [評]森永卓郎 (経済アナリスト) ...
「ことば」に殺される前に 高橋源一郎著
◆自分と社会をつなぐ力信じ [評]武田砂鉄(フリーライター) 「『こ...
国民義勇戦闘隊と学徒隊 隠蔽された「一億総特攻」 斉藤利彦著
◆驚くべき精神主義の実態 [評]松竹伸幸(ジャーナリスト・編集者) ...
<ブルボン小林 月刊マンガホニャララ>(28)サブカル発 メジャー級の可能性
小林賢太郎も小山田圭吾も僕にとっては一九九〇年代以降のカルチャーを牽引(けんいん)し...
2021年8月9日 東京ブックカフェ
薬(クスリ)を食う女たち 五所純子著
◆絶望と希望 刹那を生きる [評]栗原康(アナキズム研究) 「クスリ...
2021年8月8日 書評
マオとミカド 日中関係史の中の「天皇」 城山英巳著
◆象徴制後も「元首」と過大視 [評]加藤哲郎(一橋大名誉教授・政治学) ...
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