<トヨザキが読む!豊﨑由美>芥川賞 各候補の魅力 5作品すべて素晴らしい
一月十九日に第百六十六回芥川賞の結果が発表されました。で、喜ばしいことに、今回は候補...
2月28日 東京ブックカフェ
「模範的な職場」の葛藤 『小説 岩波書店取材日記』 作家・中野慶さん(64)
岩波書店の労働組合の初代委員長は、教養小説の古典『君たちはどう生きるか』で知...
2月27日 書く人
私説 春日井建(けん) 終わりなき反逆 荒川晃著
◆親友が見た歌壇の寵児 [評]土井礼一郎(歌人) 春日井建といえば、...
2月27日 書評
ラジオ報道の現場から 声を上げる、声を届ける 澤田大樹著
◆物事の本質 生きた言葉で [評]石井彰(放送作家) 金曜夜十時はT...
最後の砦となれ 新型コロナから災害医療へ 大岩ゆり著
◆難題との闘い緻密に記録 [評]近藤雄生(ノンフィクションライター) ...
アダム・スミス 共感の経済学 ジェシー・ノーマン著
◆利己と対極の まなざし [評]根井雅弘(京都大教授) アダム・スミ...
<ブルボン小林 月刊マンガホニャララ>(34)新世代の王道ラブコメ
お笑いコンビ、霜降り明星のラジオをたまに聞いている。投稿採用者がもらえるグッズが「『...
2月21日 東京ブックカフェ
人間と宗教 あるいは日本人の心の基軸 寺島実郎著
◆国家神道への振り返りも [評]島薗進(宗教学者・東京大名誉教授) ...
2月20日 書評
世界を変えた100のポスター(上)(下) コリン・ソルター著
◆20世紀美術の成果 堪能 [評]太田和彦(作家・グラフィックデザイナー) ...
松野家の荒物(あらもの)生活 松野弘、松野きぬ子著
◆無骨な道具との粋な日常 [評]萩原健太郎(文筆家) 取材で地方を回...
誰かがこの町で 佐野広実著
◆忖度、排除…いびつな社会描く [評]青木千恵(書評家) 与久那(よ...
程良い距離感で丁寧に 『「させていただく」の使い方』 法政大教授・椎名美智さん(65)
国会答弁から芸能人の結婚発表、街なかの張り紙に至るまで、ちまたにあふれる「さ...
2月20日 書く人
父のビスコ 平松洋子著
◆思慕と覚悟 家族史記す [評]小松成美(作家) 岡山に生まれた和菓子屋...
2月13日 書評
最後の角川春樹 伊藤彰彦著
◆「まつろわぬ者」に迫る [評]藤井克郎(映画ジャーナリスト) 角川春樹...
手づくりのアジール 「土着の知」が生まれるところ 青木真兵著
◆山村で考えた「ほどよさ」 [評]荻原魚雷(ライター) アジールとは...
マザー・マーダー 矢樹(やぎ)純著
◆愛するがゆえの醜悪さ [評]細谷正充(文芸評論家) 近年、優れた短...
歌舞伎で夫婦の形描く 『おんなの女房』 作家・蝉谷(せみたに)めぐ実さん(29)
不思議な題名も、女形に嫁いだ女性が主人公と聞けばうなずける。三つの文学賞に輝...
2月13日 書く人
「泣かせ屋」の真骨頂 架空のふるさとにて 「母の待つ里」刊行 浅田次郎さん
『鉄道員(ぽっぽや)』『天切り松 闇がたり』など人情味あふれる感動作を多数発...
2月7日 東京ブックカフェ
哲学の蠅(はえ) 吉村萬壱著
◆内なる愚かさと向き合う [評]若松英輔(批評家・随筆家) この作品...
2月6日 書評
自分がおじいさんになるということ 勢古浩爾(せこ・こうじ)著
◆「生の奇跡」味わう新境地 [評]大岡玲(あきら)(東京経済大学教授・作家)...
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