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【統一地方選2011】

南足柄市長選・候補者の横顔

2011年4月21日

(上から届け出順 年齢は投票日基準)

◆杉本 健二(すぎもと けんじ)氏(55)無新 国巻き込み観光推進

 「南足柄と箱根を結ぶ道は、スーパートンネルを掘って地域の活性化に結び付ける。首都圏からの第三の道ともなる。市長が決断しなければ実現しない」と、国を巻き込んだ観光施策を計画する。

 懸案の財政再建については「全国千七百ある自治体のなかでベストテンに入る市職員の給料にメスを入れなければ日本一高い給料になってしまう」と手厳しく批判する。

 いわゆる塩漬け公有地について「用途変更するなりして活用する。過去の負債に正面から向き合わなければならない」と力説。

 小田原市職員を三十年間勤めた後、退職して明大大学院に通い、新しい地域活性化策などを学ぶ。明大混声合唱団でテノールを担当したことも。

◆沢 長生(さわ ちょうせい)氏(63)無現 小田原中心の合併を

 「広域連携は必要だが、住民、議会に現状を理解してもらい、当選したら小田原市を中心とした(先行)合併を検討したい」「青写真をつくる提起をする。それには強力なリーダーシップが必要となる」と熱く語る。

 一、二期目について「八十五点」と採点する。

 人口減にどう歯止めをかけるのか、これまで財政依存していた“企業城下町”から脱皮し、いかに着実な財源確保をするか。大きな課題を抱える中、三期目への挑戦となる。

 妻と孫など四人家族。山登りが好きで、金時山には年四回ほど登る。「高校生のころからこれまでに五百回ぐらい登った」というほど。「愚公(ぐこう)山を移す」という言葉を好む。

◆加藤 修平(かとう しゅうへい)氏(62)無新 農業軸に成長戦略を

 「財政危機感を異常なまでにあおり立て、市民生活に大きな痛みを強いている。その場の対応に明け暮れ、深刻な閉塞(へいそく)感に満ちた市になってしまった」と現市政を糾弾する。

 「農業を新成長戦略とし、ブランド力を高めて都市住民を呼び込み、道の駅的な大型直売センターを開設して販路、消費拡大を図る環境づくりをする」

 「財政再建と自立をキーワードにした地域再生、市民が主役のまちづくり」を掲げる。現市長の小田原市との先行合併論には「吸収合併は反対」だ。

 政治家を志したのは「貧しい農家で育った。父親が難聴で苦労していたから、弱い立場の身になった政治を心掛けたい」との思いからだ。

◆滝本 妙子(たきもと たえこ)氏(61)無新 子育て支援充実訴え

 「行き当たりばったりで時代の変化を理解していない現市政はどうにもならない。人情厚いまちにしていきたい」

 市議二期目の途中で辞職した。市長選では初の女性候補として立候補した。

 政策の第一に子育て支援を掲げる。「待機児童対策が整備されていないから若い人が市から出て行ってしまう」と訴える。

 「高いといわれる市職員の人件費を同規模の自治体並みに標準化して財源確保の一歩にする」と将来のビジョンを話す。

 中学時代、テニスで市の大会で優勝した実績を持つ。カラオケのおはこは「襟裳岬」。演歌も好きだ。韓流ドラマにもはまっている。「継続は力なり」という言葉が好き。

 

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