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【彩の国 まつりごと】

53年ぶりの議案否決 羽生市議会 指定管理者導入で

2011年12月17日

指定管理者制度の導入が市議会で否決された体育館=羽生市で

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 羽生市議会は、来年四月から市体育館と隣接の中央公園の運営を指定管理者に委託する議案を賛成少数で否決した。議会事務局によると、同市議会が市長提出議案を否決したのは五十三年ぶりで、一九五四年の市制施行以来二度目。来年度は市直轄とし、今後の運営方法を再検討する方針だが、担当者は「否決されると思っていなかった」と述べ、市に戸惑いが広がっている。 (増田紗苗)

 市は八月に指定管理者の選定委を設置。募集に応じた八団体のうち施設運営会社「シンコースポーツ」(東京)と「サンワックス」(熊谷市)の共同企業体を候補者に決めた。議会の議決を経て管理者に指定されるため、市が十二月定例議会に提案していた。

 市は指定管理者の導入で運営費の5%削減を目指していたが、市議会では「削減幅が足りない」「市のスポーツ振興の拠点。行政が運営すべきだ」などの反対意見が続出。十四日の本会議で、賛成一、反対十二で否決された。

 市側は「財政改善と市民サービス向上を目指し、議決を踏まえて検討し直す」とコメント。市議会の高橋督儀議長は「今回は指定管理者制度の導入ありきで詳細な中身が決まっておらず、容認できなかった」と話している。

 

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