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【第89回全国高校野球選手権大会(2007)・群馬】

<熱球譜>伊勢崎 星野浩平主将 3年 『伊高元年』に祈り届かず

2007年7月10日

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 「入らないでくれ」。伊勢崎の星野浩平主将(三年)の祈りは届かなかった。七回裏、桐生市商の4番・吉野心裕選手が放った打球は大きな弧を描き、レフトスタンドへ。伊勢崎として初めて挑んだ「伊高元年」。7点差でコールド負けが確定した瞬間だった。

 チームのモットーは「笑顔でプレー」。主将として攻撃前には円陣を組み、「必ず逆転できる」「いくぞ」と気合のこもった声をかけた。守っては、「精神的な柱」とナイン全員が信頼を寄せる捕手。試合中、どんなピンチでも動じず、投手を励まし続けた。試合終了直後こそ、グラウンドで涙をこらえきれなかったが、ベンチ裏に戻ると、目を赤くはらしながら、ナインに「お疲れ」と声をかけた。

 「この経験を生かして、来年こそ伊高初勝利を決めてほしい」。星野主将の夢は、来夏に引き継がれる。 (石井友恵)

 

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