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【第89回全国高校野球選手権大会(2007)・茨城】

<熱球譜>霞ケ浦2年 岡本力耶投手 “雑草魂”で真っ向勝負

2007年7月21日

力投する霞ケ浦・岡本力耶投手=土浦市営球場で

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 「持ち味は100%出せたけれど、相手が一枚上でした」。昨年の覇者・常総学院を最後まで苦しめた霞ケ浦の岡本力耶投手(二年)に涙はなかった。

 立ち上がりから、直球、変化球をコースに投げ分け強打の常総学院を翻弄(ほんろう)する。「気持ちで負けないようにと心がけました」と強気の投球を貫いた。

 常総学院とは六月の土浦市内大会で対戦し、完封勝利を挙げた。今大会も1回戦の守谷、2回戦の水戸短大付を連続完封。満を持しての登板だった。

 この日、投げ合った清原大貴投手は、竜ケ崎シニアで活躍するなど、中学時代から知られた存在。一方、中学時代は地区予選1回戦負けだった岡本投手。猛練習で培った“雑草魂”で真っ向勝負を挑んだ。

 唯一の心残りは、四回に同点弾を浴びた清原選手を、その後の打席で敬遠したこと。「本当は勝負したかった。清原選手に申し訳なかったです」。投げ合いに敗れた以上に、勝負できなかったことを悔やんだ。

 「借りは来年返します」。「打倒常総学院」を胸に、伸び盛りの二年生は来年夏の雪辱を誓った。 (沢田佳孝)

 

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