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【第90回全国高校野球選手権大会(2008)・群馬】

<熱球譜>全力投球『すっきりした』 沼田・小野 翔太投手(3年)

2008年7月9日

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 力のこもった直球が外角低めいっぱいに決まった。球審の手が上がるのを確認すると、マウンドで軽く跳びはねて全身で喜びを表現した。

 「気持ちが乗りすぎてまずかったが、狙い通りの球だった」

 四回二死満塁。シード校の前橋工の4番打者を迎え、カウントは2−3。すでに3点のリードを許し、1点も与えられない重圧のかかる場面を「きょう一番のボール」で切り抜けた。

 最速143キロの速球を武器にチームの主戦に成長。春季大会以降は練習試合で打ち崩されるうち、腕が縮こまり速球の伸びを失っていたが、復調の兆しを感じた召田雄一監督がリリーフで起用。マウンドに上がった四回は期待に応えた。

 五、六回は踏ん張りきれなかったが、最後まで思い切り腕を振り続けた。「すっきりした」と笑顔を見せつつ「チームワークが良く上を狙えると思っていたので残念」。手応えと悔しさを感じ、最後の短い夏が終わった。 

  (加藤益丈)

 

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