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【第90回全国高校野球選手権大会(2008)・群馬】

<熱球譜>『必死でやった』 涙なし 太田市商3年・岩崎誠主将

2008年7月20日

捕手としてナインを引っ張った岩崎主将

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 4打数2安打3打点。先制の2点適時打を放ったほか、捕手としても変化球を駆使した好リードをみせ、投打でチームを引っ張った。

 二塁手から捕手にコンバートされたのは、秋季大会後の二月ごろ。身長は163センチで、ベンチ入りした20人の中で一番低い。最初はボールを体の正面で取れず、腕に当てたり、後ろにそらしたりすることも。

 「自分が自信を持って引っ張らないと、チームが駄目になる」−。主将として責任を感じ、卒業した先輩やコーチの指導を受け、ひたむきに練習を続けた。

 2−8で迎えた九回裏。一死一、二塁の好機で、狙いどおり直球をはじき返し、中前適時打で3点目を奪い、意地を見せた。

 「必死でやってきた分、思い残すことはない」と涙はなかった。試合後、グラウンドで前橋育英の主将岩渕広夢捕手と握手した。「優勝して甲子園に行ってください」−。そう伝えたという。 (石井友恵)

 

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