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【第90回全国高校野球選手権大会(2008)・群馬】

<熱球譜>常磐率いる重責を終えた 田中元気主将(3年)

2008年7月23日

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 「思い切り腕を振って勝負できた。気持ち良かった」−。エースで4番、そして主将という重責を担った夏を終えた。涙をこらえられず、目頭をタオルで強く押さえた。

 意地を見せたのは、五回裏二死二塁、桐生第一の4番打者を相手に、直球を3球続け、三振に仕留めた。「悔いはない。全力を出し切った」と自らに言い聞かせるようだった。

 昨秋の県大会では初戦で桐生第一と激突、完封勝ちしていた。だが、“夏の桐一”は違った。「気持ちが入っていて、オーラを感じた」という通り、六回途中までで被安打14、まさかのコールド負けだった。

 「調子は悪くなかった」と一切、言い訳をしなかった。宮谷吉政監督は「秋と比べ、フォームが変わってしまった。本来のピッチングではなかった」とかばった。

 「自分たちが行けなかった甲子園に、必ず行ってもらいたい」と、バッテリーを組んだ代永卓也捕手(二年)ら後輩に雪辱を託した。 (石井友恵)

 

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