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【第91回全国高校野球選手権大会(2009)・茨城】

つくば秀英 清水選手 2ホーマー大活躍 通信制の水戸平成 大敗も公式初得点

2009年7月14日

古河三−霞ケ浦 3回表1死三塁、スクイズでホームにつっこんだ古河三・山本選手と、それを阻む霞ケ浦・渡辺捕手=水戸市民球場で

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 第91回全国高校野球選手権茨城大会の3日目は十三日、水戸市民球場など6会場で1回戦12試合があった。昨年の県大会準優勝の霞ケ浦のほか、つくば秀英などが2回戦に進出。通信制の水戸平成は大敗したが、公式戦初得点を記録した。

 古河三−霞ケ浦は1点を争う展開になった。霞ケ浦は四回、石川雄一選手(三年)の右前適時打で2点を先制し、そのまま逃げ切った。古河三は序盤にスクイズを失敗するなど好機を確実に生かせず、惜敗した。

 水戸工−つくば秀英は、つくば秀英の清水紘太選手(三年)が、水戸工のエース穴沢優太投手(三年)から1試合で2本のソロ本塁打を放ち、2打点の大活躍。塚原頌平投手(二年)が水戸工打線を4安打に抑え、リードを守りきった。

 勝田工−水戸平成は、勝田工が大勝。水戸平成は、箭内真伍選手(三年)の二塁打と相手のエラーで創部初の得点を記録した。そのほか、藤代紫水、古河一、明野などが初戦を突破した。 (中津芳子)

◆「大会に強い男」涙の初戦敗退 水戸工・穴沢投手

 水戸工の左腕、穴沢優太投手(三年)の夏が終わった。

 一年生の秋からエースになり、部員約70人のマンモスチームを引っ張ってきた。公式戦になると格上のチーム相手に力を発揮。勝負強く、「大会に強い男」と自他共に認める存在だ。

 だが、今日は違った。今年の春季大会後、投球フォームを少し変えたせいか、制球が以前のように定まらない。不安を残したまま、夏の大会を迎えた。「おれは大会に強い男。大会になれば調子が上がる」。そう信じて投げたが、甘く入った直球とツーシームをつくば秀英の清水紘太選手(三年)にレフトスタンドに運ばれた。

 「みんなに恩返しできなくて申し訳ない」。強気なエースは泣きながら繰り返した。そして「後輩にはもっと上を狙ってほしい」とエールを送った。 (中津芳子)

 

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