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【第91回全国高校野球選手権大会(2009)・茨城】

水戸短大付など2回戦へ 統合の2校 初戦突破

2009年7月15日

境西−海洋 8回表無死満塁、境西の木村選手の左前適時打で生還する麻生選手と鈴木選手=笠間市民球場で

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 第91回全国高校野球選手権茨城大会は4日目の十四日、水戸市民球場など6会場で1回戦12試合があった。水戸短大付、水戸葵陵など7校がコールド勝ちで2回戦進出。学校統合で最後の夏となる磯原と境西は接戦を制し、母校の校歌をグラウンドに響かせた。

 境西−海洋は中盤から点を取り合う展開に。境西が2点を追う八回、鈴木潤一選手(三年)、木村信哉選手(同)の適時打で逆転。九回にも加点し、海洋を一気に突き放した。

 江戸川取手−磯原は、初回に挙げた1点を守りきった磯原が勝利。磯原のエース小野和博投手(三年)は、8奪三振の力投で相手打線を完封した。

 取手松陽−茨城東も接戦となった。取手松陽は二回、沼嵜智哉選手(二年)の左前適時打などで2点を先制。その後も1点を加え、逃げ切った。茨城東も最終回に追い上げを見せたが及ばなかった。

 日立工は19点の大量得点で圧勝。科技日立、佐竹も実力を見せつけ、初戦を突破した。 (中津芳子)

◆「最後の夏」念願の1勝 境西

 最後の夏−。三年生十人で挑んだ境西が、初戦を突破した。

 同校は境との統合が決まっており、同校名での出場は今年が最後。過去三年は初戦敗退。昨秋、新チームになった時、「最後の夏に一勝しよう」と部員全員で誓ったという。

 だが、今日までの道のりは遠かった。当時の部員はたったの五人。大会に出るため、佐怒賀友洋主将(三年)は当時の顧問と一緒に仲間を探した。すると、初心者を含めた五人が入部。女子マネジャーも来てくれた。

 初戦で2打点を挙げた鈴木潤一選手(同)もその1人。中学時代はサッカー部。だが、渡辺健太投手(同)と仲が良く、「健太の役に立てるなら」と参加。試合後、「みんなで一勝しようと励まし合ってきた。本当にうれしい」と顔をほころばせた。

 次の相手は清真学園。「勝ちたい」。ナインの気持ちは一つだ。 (中津芳子)

 

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