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【第92回全国高校野球選手権大会(2010)・栃木】

<熱球譜>『自分たちの打撃伝える』 那須清峰3年 前原孝行選手

2010年7月20日

第1打席で左越え三塁打を放った前原選手

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 高く上がった打球は左翼手のグラブへ収まった。七回1死一、三塁の場面。三塁走者のタッチアップで1点を返す犠飛となったが「あそこでヒットが打てていれば…」。試合後、唇をかみしめた。

 大会前の練習試合では不調だったものの、本番では気合が入った。2点を先制された初回に三塁打を放ち「今日は球がよく見えている」と実感した。三回には二塁打、五回には四球を選んで出塁を重ねた。直球狙いの読みもずばりと当たり「百点の打撃」ができた。

 レギュラーを狙って、昨春からティー打撃の自主練習を開始。打ち上げて凡退することが多かったため「強くたたきつける打撃」を心掛けた。仲間も参加し、この打撃がチームの特徴にもなった。

 だからこそ、七回の打席。「点差を離されたので、つなぎたかった。上げてしまった。失敗した」と唯一、悔いが残った。

 シード校として注目された今大会。目標に掲げた20年ぶりの8強には届かなかった。この悔しさを晴らすためにも「後輩に自分たちの打撃を伝えていく」つもりだ。 (清水祐樹)

 

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