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【第93回全国高校野球選手権大会(2011)・神奈川】

<熱球譜>「犠打で勝つ」再建後初勝利 白山・石井直人主将(3年)

チームメートに声を掛ける石井主将

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 部員不足で一度消滅した野球部が再建されてから5年。初勝利までの道のりは、長かった。初めて味わう勝利の味に、「歴史を刻むことができた」と笑みを見せた。

 昨夏はくしくもサヨナラ負け。犠打の失敗が重なり「自滅した結果」と反省。新主将になった際、「バントで負けたから、今度はバントで勝つ」と心に誓った。だが、新一年生が入る前のチームは緊張感に欠け、まともに練習ができるような状態ではなかった。

 「このままでは絶対に勝てない」。危機感を抱き、「怒るときは怒る。励ますときは、励ます。けじめをつけよう」。主将として、自身の態度を一変させた。

 この変化を見て、徐々に部員たちに自覚が生まれ、練習にも身が入り始めた。試合でも、ピンチの時は、冗談を言い合って緊張をほぐし、好機では声を張って気合を入れた。

 「犠打で勝つ」との思いは、実戦で実を結んだ。全員で8本もの犠打を成功させた。しかもすべて初球打ち。「長打力はないから。これが自分たちの勝ち方」。次の相手は強豪の横浜。「戦い方は変えません」と力強く宣言した。 (志村彰太)

 

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