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【第93回全国高校野球選手権大会(2011)・神奈川】

<熱球譜>「やり切った気持ち」 山北 土手本 光輝投手(3年)

相手打線を凡退に押さえ、ガッツポーズする土手本投手=平塚市の平塚球場で

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 一八〇センチの長身から投げ下ろす直球と大きく落ちる変化球で、横浜打線を相手に被安打3の好投を見せた。安打数では自チームが上回ったが、相手は少ない好機を着実に得点につなげた。最後は2点差で涙をのんだ。

 小学二年の時、父の勝さん(52)がコーチを務める地元リトルリーグで野球を始め、高校も父の後を追って山北を選んだ。制球力と重要な場面での落ち着きが、課題だったが、「低めに投げることに集中する」ことで急成長した。

 今大会直前にエースに指名され、打順は4番。3回戦では逆転サヨナラ勝ちの起点になった。チームの要として「相手が誰でも逃げない」と意気込んだ。

 この日は、深めに守りを固めた仲間にも助けられ、「勝てる気はした」。守備のリズムが攻撃につながらなかったが、涙はない。

 試合後、握手した横浜の選手に「絶対に優勝しろよ」と夢を託した。「悔しいというより、やり切った気持ちが強い」。すがすがしい表情で試合を振り返った。 (志村彰太)

 

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