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【第93回全国高校野球選手権大会(2011)・神奈川】

<熱球譜>2日間で338球 「実力出し切った」 横浜桜陽(3年)沢田雅樹投手

2日連続で登板し、好投した横浜桜陽の沢田雅樹投手(3年)=保土ケ谷スタジアムで

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 前日、延長十五回で決着がつかず、再試合となった横浜創学館戦。一人で計338球を投げ抜いた。

 前日の疲れからか、「球に勢いがなかった」。初回、先頭打者に四球を与え、後続打者に甘く入った直球を狙われ、先制された。

 持ち味の制球力も落ち、その後も毎回、安打を打たれた。被安打14。「後半の方は、気力で投げていた」

 それでも低めを丁寧に突いて長打を防いだ。仲間の好守にも助けられて3失点に抑えたが、守備のリズムを攻撃に波及させることはできなかった。

 中学までは投手。だが球速が遅く、変化球の種類も少なく、高校では二年秋まで外野手だった。エースに指名され、チェンジアップを覚え、走り込みで球速を10キロ上げた。力で押すのではなく、「バックを信頼して打たせて取る」と意識した。

 二〇〇三年の学校創立以来、初となるベスト8進出はならなかった。「負けたのは悔しいけど、相手投手との投げ合いは楽しかった。実力は出し切った」と満足の表情を見せた。 (志村彰太)

 

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