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【第93回全国高校野球選手権大会(2011)・栃木】

宇都宮商か作新学院か 作新 打撃好調  宇商 勢い乗る

 第93回全国高校野球選手権栃木大会は二十九日、県営球場で予定されていた作新学院−宇都宮商の決勝が前日に引き続き雨天中止となり、三十日午前十時からに順延された。あらためて両校のこれまでの戦いぶりを振り返り、決勝を展望する。 (石井紀代美)

 ■作新学院

準決勝・文星芸大付戦で3点本塁打を放ち、仲間に迎えられる作新学院の佐藤選手(中央)=いずれも県営球場で

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 打撃が好調で、特に打率4割3分の石井一成選手(二年)と同5割の板崎直人主将(三年)の1、2番コンビが当たっている。パンチ力のある打者が多く、3番佐藤竜一郎選手(同)は準決勝で3点本塁打。準々決勝では6番大谷樹弘投手(二年)、7番山下勇斗選手(一年)の連続本塁打が飛びだした。

 投手陣は絶対的なエースがおらず、今大会は5人が登板。準々決勝以降調子を上げている大谷投手が、粘りの投球を見せられるかが勝敗の分かれ目。

 ■宇都宮商

準決勝・国学院栃木戦で適時打を放つ宇都宮商の上野選手

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 初戦で春の県大会優勝の大田原を破るなど、シード校の好投手を次々と打ち崩してノーシードから勝ち上がった。快進撃に驚く周囲をよそに、就任1年目の金子安行監督は「投打のバランスが良く、もともと力があった」と淡々とした様子。

 エース君島陸投手(三年)は準決勝再試合を含む6試合をほぼ1人で投げ抜いてきた。圧巻なのはそのスタミナ。3連投となった国学院栃木との再試合では、終盤になっても球威、制球力ともに衰えなかった。決勝に向け「余計なことは考えず、いつものようにやるだけ」と笑顔で語る。

 打線は全員がコンパクトな振りで安打を量産。主砲吉田将選手(同)は勝負強く、5番松谷圭介選手(同)は打率5割と振れている。金子監督が“キーマン”とみるのが6番上野将儀選手(同)と7番沼野亨太主将(同)。好機に打席が回ることが多く、ともにチーム最多の7打点を挙げている。

 

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