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【第94回全国高校野球選手権大会(2012)・群馬】

<熱球譜>「全国へ」の夢実らず 桐生南の主戦 瀬川昂平投手(3年)

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 失点わずかに1。5試合45回を通じても2失点。投手としては合格点と言っていい活躍でも、決勝には届かなかった。「悔しいです」と繰り返した。

 二年から三年の春までは「自分から崩れていくタイプだった」(石井洋之監督)。このままではダメと課されたのが、自宅から学校まで往復16キロの道のりを走る練習。野球道具などが入った重いリュックを背負い約2カ月。「足腰が鍛えられ、投げ抜く力が付いた。精神面で成長できた」

 試合後、「疲れてません。明日だっていけます」と強がったが、直球が走っていないことは分かっていた。ピンチを迎えた四回1死二塁。高崎商の主砲・両角拓哉選手を迎えた。「一塁は空いていたけど(敬遠せず)抑えたかった」。カウントを取りに行ったスライダーが甘いところに。「失投。自分のミスです」と潔く答えた。味方の援護を待ったがゲームセット。「楽しく投げられた」けれど「本当にみんなで全国の舞台に立ちたかった」とうつむいた。 (川口晋介)

 

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