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【第94回全国高校野球選手権大会(2012)・茨城】

<熱球譜>大学で神宮球場目指したい 水戸商・山口大樹選手(3年)

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 九回裏2死。前打者が二塁手への飛球に倒れると、一瞬天を仰いだが、すぐに「楽しく野球ができた」と笑顔で終了の整列に向かった。

 県内トップの高校通算48本塁打を記録する今大会屈指の強打者。力強い打撃を見込まれ、一年から4番。チームよりも成績にこだわり長打ばかり狙った。しかし、昨年の大会は1本も安打が出ず、3回戦で敗退した。ベンチで試合に出られないチームメートが一生懸命応援してくれるのを見て「成績ばかり意識しすぎるのは失礼だ」と気が付いた。

 おごりを捨て、チームのために全力プレーし、確実に安打を重ねるよう心掛けた。これまでよりも楽しく、調子も上がった。素振りや筋力アップにも励み、バットの芯に当てなくても打球は飛ぶようになった。

 準決勝も「チームのために自分の仕事をするだけ」と気負わず、4打数2安打と活躍。試合に負けたが、面白さを追求するため大学に進学し、「(大学日本一を争う)神宮球場を目指したい」。

  (小沢慧一)

 

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