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【第96回全国高校野球選手権大会(2014)・神奈川】

<ヒーロー>攻める「2番」意識 東海大相模2年・杉崎成輝選手

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 大観衆が見つめる中、身長171センチの2番打者が横浜の空に二つのアーチを描いた。

 「振ったらたまたまです」

 杉崎成輝選手(二年)はそう言って笑うが、初回、インコース高めの直球をいきなり右翼席へ運ぶ先制ソロ。大量10点をリードした八回には、再び直球をスタンドへと運んだ。

 一年生ながら出場した昨夏は、準決勝で横浜に完敗。同学年の吉田凌投手と「悔しさを俺たちで晴らして甲子園に行こう」と誓い合った。あれから一年。投打に活躍した二年生コンビの一人は、先輩たちから掛けられた「良くやった」の声が心地良かった。

 この日は思い切りの良さで4安打3打点の活躍。決して長打力が持ち味ではないが、本塁打は今大会3本、高校通算16本をマークした。門馬敬治監督が掲げる「アグレッシブ・ベースボール」を体現する2番の役割とは、つなぎ役ではなく「点を取れと言われている。送りバントはいらない」と杉崎選手も理解する。

 次は憧れ続けた甲子園が舞台だ。「レベルの高いチームが多いと思う。でも、自分たちの攻撃的な野球をやってきたい」。全国に、強打者2番の名をとどろかせてくる。 (上條憲也)

 

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