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【第96回全国高校野球選手権大会(2014)・栃木】

<熱球譜>投打で活躍「悔いなし」 茂木3年 本多 俊樹投手

力投する茂木の本多俊樹投手=清原球場で

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 チームメートが泣きじゃくる中、笑顔だった。三回から2番手で登板、大田原の強力打線を6回2失点に抑えた。打っても九回、1点差に迫る左への適時二塁打を放つなど4打数2安打3打点。「悔いはありません。あと1点のところまでいったので」。力を出し切ったことに満足げだ。

 投球は力感にあふれていた。「ストレートで追い込み、スライダーでタイミングを外す投球ができた」。打者を打ち取るとマウンドで雄たけびを上げた。「自然に出ちゃうんです」。打席でも、高めの球に手を出さないよう重心を低くして球に食らいつき、3番打者の重責を果たした。

 「高校野球ができたのは両親のおかげ。感謝しています」。真岡市内の自宅から、電車と自転車で一時間半かけて高校に通った。

 メジャーリーガーの上原浩治投手(レッドソックス)に憧れ、この春までフォークボールも投げていたが、故障の危険を考えスライダーを軸にした投球に変更。薄井隆浩監督は「自分で考えながら、よくやってくれた」とねぎらう。

 「大学でも野球を続け、ワンランク上(の実力)を目指します」。投球同様、力強く前を向いた。 (後藤慎一)

 

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