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【第97回全国高校野球選手権大会(2015)・茨城】

<熱球譜>日立一2年・鈴木彩斗投手 悔しさバネに「来年は必ず」

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 日焼けした顔に涙はなかった。試合後、最初に発した言葉は「本当に悔しい」。初回に失った2点をチーム一丸となってもはね返せず、30年ぶりの甲子園出場はならなかった。

 決勝だからと気負わず、マウンドに立ったが、立ち上がりはボールが走らず、浮き気味に。2失点はいずれもストライクを取りに行った真っすぐを狙われた。「気を付ければ防げた失点だったので悔いは残る」

 中学時代は軟式野球の全国大会に2回出場。当時の野球部顧問が一九八五年に甲子園に出場した日立一の選手だったことから、「日立一に入って甲子園へ行く」ことが夢になった。

 あと一歩届かなかった夢を果たすため、すでに気持ちは来年に向かっている。「真っすぐをもっと磨き、力で押していける投手になりたい。そして絶対に甲子園へ」。決意を込めた瞳は前だけを見つめていた。 (成田陽子)

 

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