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【第97回全国高校野球選手権大会(2015)・西東京】

<熱球譜>「流れ止められなかった」 東海大菅生3年・勝俣 翔貴投手

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 「流れを止められなかった」。5点リードしながら早実打線に追いつかれて降板した主戦は、一気に8点を奪われた“魔の八回”をこう振り返った。

 「調子はよかった」というこの日、安打と四球で何度も走者を背負ったが、要所を抑えて七回まで無失点。「ピンチの方が燃える」という強心臓ぶりを発揮し、八回に1死満塁となった後も厳しいコースを攻めた。しかし、「相手に粘られたり、弱点のコントロールに乱れが出た」。

 2死は取ったが、3つ目のアウトがどうしても取れない。「ここで止めないといけない」という焦りから四球を続けて同点に。監督の決断で右翼に回ったが、代わった抑え投手も踏ん張れなかった。

 「甲子園はあと一歩だった。流れって怖いなと思った」。試合後、報道陣に囲まれたその目に涙はなかった。「楽しく野球ができた」と感謝したチームメートたちとは、今春の選抜大会で甲子園の土を踏み、一回戦で大阪桐蔭に惨敗した。「桐蔭にリベンジしたい」という思いを早実に託し、自身の将来を見据える。

 「プロ野球選手になる夢をあきらめず、やれる可能性の高い道に進みたい」

 (村松権主麿)

 

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