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【社会】

都内、新たに2人感染 新型肺炎の運転手と接触

 東京都は十四日、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID(コビッド)19)と確認された都内の七十代の男性タクシー運転手の接触者から、新たに二人のウイルス感染が判明したと発表した。男性が参加した新年会に使われた屋形船の七十代の男性従業員と、所属する個人タクシー組合支部の五十代の女性事務員。二人とも都内在住で、重症ではないという。 (小倉貞俊)

 都によると、屋形船での新年会は一月十八日に行われ、組合所属のタクシー運転手やその家族ら約八十人が参加。新たに感染が判明した屋形船従業員もこの船に乗っていた。従業員は十五日ごろに中国湖北省武漢市からの観光客と接触し、至近距離で会話した。二十日から体調を崩し、二十七日に肺炎の症状で入院。一時は呼吸不全が悪化したが、改善傾向という。

 組合支部の事務員は新年会には参加しなかったが、運転手の男性らと業務で接する機会があった。二月四日に嘔吐(おうと)などがあり、十日に肺炎と診断され入院している。約八十人の新年会参加者には約十人に発熱などの症状があり、一部は現在も治療中という。都は、運転手の男性が受診した医療機関や組合支部の関係者らを含めると、濃厚接触者は約百人に上るとみて感染の有無を検査している。

 男性も一月二十九日に発熱を訴え、医療機関を受診した。新年会から発症までの間にタクシーに客を乗せたこともあったといい、詳しい業務履歴についても調査している。

 都の担当者は「新年会が一つのポイントで鍵を握っていると思う。想定される感染ルートが見えてきたと考えている」と話した。

(東京新聞)

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