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【社会】

<新型コロナ>首都往来 自粛拡大 都市封鎖回避へ 隣接4県、都と協調

 新型コロナウイルス感染症の拡大を巡り東京都と隣接する埼玉、千葉、神奈川、山梨県の五都県知事が二十六日夜、各都県庁をつないだ初のテレビ会議を開いた。都内で感染例が急増する中、小池百合子都知事が打ち出した都民の外出自粛要請などの方針を受けて、住民や企業に慎重な行動を求める「知事共同メッセージ」を発信。隣接県知事は県民に対し、今週末は都内への外出を自粛するよう呼び掛けた。 (小倉貞俊)

 メッセージでは「最悪の事態を回避するために連携する」とした上で(1)「換気の悪い密閉空間」「多くの人の密集」「近距離での会話」の条件が重なる場所を避ける行動(2)感染の発見が難しい若年層の慎重な行動(3)人混みへの不要不急の外出自粛(4)イベントなどの自粛(5)テレワーク、時差通勤、在宅勤務などの実施−を挙げた。

 埼玉県の大野元裕知事は「ロックダウン(都市封鎖)を起こさないため、首都圏で連携していくことが大切」と発言。千葉県の森田健作知事は「共同歩調をとって、情報を共有し英知を集めていく」。神奈川県の黒岩祐治知事は「つらい思いをしている医療者を応援する共同キャンペーンを提案したい」などと訴えた。

 小池知事は「知事がそろって出したメッセージを県民都民に広く深く受け取ってもらい、実際の行動に移してもらうことが重要だ」と締めくくった。会議後は首相官邸で安倍晋三首相と面会し、政府の財政支援などを要望した。

 栃木、群馬、静岡の各県知事も二十六日、今週末は都内への不要不急の外出を控えるよう県民に要請。茨城県は二十五日、都内など感染拡大地域への移動は慎重な判断を求めている。

◆都内1日で感染47人 最多更新 半数が経路不明

 東京都は二十六日、一日あたりでは最多を更新する四十七人の感染者を確認したと発表した。うち三人が重症で、二十四人は感染経路が不明という。十人は台東区の永寿総合病院関連で、同病院関連は計二十五人となった。都が確認した感染者は累計で二百五十九人。

 都のほか、首都圏三県の感染者は同日時点で、神奈川県が九十三人の感染を確認。千葉県は市川市のスポーツクラブでクラスター(患者集団)が発生するなど五十六人の感染が判明している。埼玉県では六十六人の感染が確認されている。届け出があった都県で集計しているため、居住地以外で公表されるケースもあるが、一都三県で計四百七十四人に達した。死者は計十人。

◇1都4県感染者

東京 259(5)

千葉 56

埼玉 66(1)

神奈川 93(4)

山梨 4

※26日午後、累計 かっこ内は死者

(東京新聞)

1都4県知事のテレビ会議に臨む小池百合子都知事=26日、東京都庁で(坂本亜由理撮影)

1都4県知事のテレビ会議に臨む小池百合子都知事=26日、東京都庁で(坂本亜由理撮影)
 

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