群馬

あす投開票 各陣営 終盤追い込み

2016年7月9日

 群馬選挙区(改選数一)で現職に新人二人が挑んでいる参院選は十日、投開票される。主な立候補者は、民進新人で作業療法士の堀越啓仁(けいにん)さん(36)=共産、社民推薦=、自民現職で元外相の中曽根弘文さん(70)=公明推薦。各候補者は決起集会を開くなどして、終盤戦の追い込みをかけている。 (川田篤志、菅原洋)

 堀越さんは六日夜、高崎市で決起集会を開き、約千六百人(陣営発表)が来場。「民主主義を観覧席からみてはいけない。遊説していると、日に日に手を振ってくれる人が増えている。私たちは間違っておらず、むしろ自民の支持者を救いたい」と声を張り上げた。

 応援に駆け付けた民進の横路孝弘元衆院議長は「憲法九条が懸かっている大事な選挙。子どもや孫のために平和を守り、戦争への道を歩まないようにしたい」と呼び掛けた。

 堀越さんを擁立した市民団体「ぐんま市民連合 へいわの風」の白石知己共同代表は「産婦人科医をしているが、経済的な負担が重く、出産を諦める多くの妊婦がいる」と格差是正の必要性を主張した。

 中曽根さんは七日夜に前橋市であった決起大会で「全県を遊説して多くの期待を肌で感じ、議席を守らなければと強く感じた」と決意を表明。自公の勝利で「政治を安定させ、強いリーダーシップで経済対策を前進させていく」と訴えた。

 登壇した選対幹部からは、当選した場合、参院議長就任を期待する声が相次ぎ、「そのためにふさわしい票を出さないと勝利したと言えない。六十万票の獲得を目指そう」とげきが飛び、約千五百人(陣営発表)に支持拡大を求めた。

 中曽根さんはこれまで、他候補の応援や公務で県外に出た延べ四日間を除き、公示後から県内全域を精力的に回っている。六〜九日は二十カ所で決起大会を開き、選挙戦を締めくくる。

 群馬選挙区には、諸派新人で幸福実現党県本部副代表の安永陽(あきら)さん(68)も出馬している。

◇選挙区立候補者(1…3)

堀越啓仁 36 民新 作業療法士 =共社

安永陽 68 諸新 幸福実現党員  

中曽根弘文 70 自現<5> (元)外相 =公

 党派の略称は自=自民、民=民進、公=公明、共=共産、社=社民、諸=諸派

 候補者の年齢は投票日基準 

主な政党の公約

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