茨城

きょう投開票 有権者の審判いかに 各候補、最後の訴え

2016年7月10日

 参院選茨城選挙区(改選数二)は十日、投開票日を迎える。選挙戦最終日となった九日、主要政党が推す四人の候補は県内各地を回り、有権者へ最後の訴えをした。各党の県組織は、選挙戦を振り返るコメントを発表した。 (宮本隆康、酒井健)

 自民現職で元内閣府副大臣の岡田広さん(69)=公明推薦=は、かつて市長を務めた地元の水戸市内で街頭演説を重ねた。午前八時半からはJA水戸常澄支店の駐車場で、街頭演説会を開催。茨城空港への東関東自動車道の延伸などを訴え、「アベノミクスを加速させるか、後退させるかを問う選挙。政治を安定させるため、最後までの支援をお願いしたい」と支持者たちに呼び掛けた。

 民進現職で元農相の郡司彰さん(66)は午後三時二十分から水戸市の京成百貨店前で街頭演説。党の藤田幸久参院議員、福島伸享衆院議員らが応援演説した。郡司さんは「争点を隠して先送りして、選挙が終わったら好きなことをやる」と安倍首相の政治手法を批判。改憲について「憲法九条を変えさせるわけにはいかない」と訴え、「日本に政権交代ができる勢力をもう一回つくりたい」と掲げた。

 共産新人で政党役員の小林恭子さん(65)は、水戸市内のスーパー前などで街頭演説。午後二時からの京成百貨店前では、安保関連法廃止を掲げる元東海村長で県市民連合共同代表の村上達也さんらが応援演説した。小林さんは東海第二原発(東海村)の再稼働について「老朽化していて、地震のたびに心配になる。原発はすべて廃炉にし、地域に合った再生可能エネルギーに切り替える」と訴えた。

 おおさか維新新人で元衆院議員秘書の武藤優子さん(51)は、水戸市やひたちなか市など県央地域を遊説して回った。ひたちなか市内のショッピングセンター前で演説し「大阪では赤字だったのが黒字になった。増税や借金によるものではない。いろいろな無駄な支出を切って実現した」と党の実績を強調。「身を切る行政改革と財政改革の実績があるのは維新の会だけ」と買い物客らに訴えた。

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