東京

非改憲勢力が半数 民進復調2議席

2016年7月11日

 十日投開票の参院選東京選挙区(改選数六)は、旧民主時代の三年前の前回選挙で議席ゼロに終わった民進が二人当選を果たし、初当選した共産新人と合わせ、非改憲勢力が半数を占めた。自民は前回に続き二人が当選。公明は現職が再選した。東京選挙区では無所属の著名人が当選する例が多かったが、政党の公認候補が全議席を占めた。

 改選数は前回選挙から一増え、前回を十一人上回る三十一人が立候補した。投票率は上回った。

 民進は、現職の蓮舫さん(48)が党代表代行として他候補の応援で都内の活動は限られながら、六年前に続くトップ当選で三選を果たした。現職の小川敏夫さん(68)は、元検事の経歴を前面に自民党などが主張する改憲に反対し、四選を決めた。

 自民は、現職の中川雅治さん(69)が二期十二年の実績を掲げて支持組織の票をまとめ三選。新人の朝日健太郎さん(40)は、ビーチバレー日本代表として五輪出場を二度経験したことなどを訴えて初当選した。

 公明は、未利用食品を活用した貧困世帯の支援を訴えた現職の竹谷とし子さん(46)が、支持母体の組織票をまとめて再選。共産は、新人の山添拓さん(31)が奨学金の返済問題など若者に対する政策などを掲げ、初当選を決めた。

 おおさか維新は、作家やタレントとして知名度の高い元職の田中康夫さん(60)が長野県知事や衆参両院の議員を務めた実績などを訴えたが、出馬表明が公示間際になったこともあり届かなかった。社民と日本のこころを大切にする党、新党改革、諸派、無所属の候補は当選できなかった。

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