栃木

自民現職の上野さんが議席守る 「栃木を元気にする」

2016年7月11日

再選を決め、支持者らと笑顔で握手を交わす上野さん(右)=宇都宮市で

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 参院選は十日投開票され、栃木選挙区(同一)は、自民現職の上野通子(みちこ)さん(58)=公明推薦=が勝利した。反アベノミクスを掲げた野党統一候補の無所属新人、田野辺(たのべ)隆男さん(56)が自民に挑んだが、厚い壁にはね返された。

 再選を決めた自民現職の上野通子さんは、宇都宮市の事務所でテレビ中継を見つめ、午後八時すぎに当選確実と伝えられると、支持者らと笑顔で握手を交わした。「国で六年間、栃木を元気にするため、子どもの未来をつくるために頑張らせていただく」と決意を語った。

 野党統一候補の田野辺さんとの実質的な一騎打ちとなり、現職として迎え撃つ立場に「何も見えない中での戦いで不安だった」。約百六十の団体から推薦を受け、公明や旧みんなの党出身の無所属議員らも手厚く支援。公示前から盤石の体制を整え、終始優位に組織戦を展開した。

 自身の政策の柱に掲げるのは、ライフワークと位置付ける「教育再生」。給付型奨学金の創設や幼児教育無償化の拡大などを訴え、幅広い層からの支持獲得に成功した。

 選挙期間中に「道半ば」と強調してきたアベノミクスへの取り組みに向けては「今までやり残したことを、しっかり栃木のためにやる」と表情を引き締めた。

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