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茨城ニュース

各選挙区 予想の顔ぶれ(中)   

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(注)並べ方は衆院解散時の各党勢力の順。丸数字は当選回数

◆<4区>安定の自、挑む民・共

梶山 弘志 59 (元)国交委員長  自前<5>

高野  守 55 (元)経産委理事  民元<1>

堀江 鶴治 73 (元)常陸大宮市議 共新

 六選を目指す自民前職の梶山弘志氏に、二期ぶりの議席獲得を狙う民主元職の高野守氏、共産新人の堀江鶴治氏が挑む。

 梶山氏は常陸太田市を中心に強固な地盤を誇り、自民への逆風が吹き荒れた二〇〇九年の衆院選でも県内の小選挙区で唯一、自民の議席を死守。一二年の衆院選では、高野氏の二倍以上の得票数で圧勝した。今回は「地方創生」を重要テーマに据えている。

 高野氏が梶山氏と争うのは四期連続。過去三回は敗れたものの、〇九年には都市部で支持を伸ばして約七千票差に迫り、比例復活で初当選した。今回も厳しい戦いを強いられそうだが、「安倍政権の経済政策では国益が守れない。非自民の受け皿になる」と訴える。

 国政選挙は初となる堀江氏は、一九七二年から旧緒川村議を八期、〇四年から今年七月まで常陸大宮市議を三期務めた。その経験から、厳しさを増す地方自治体の財政確保、農業保護などを掲げている。(妹尾聡太)

◆<5区>前回の3氏、再び対決 

石川 昭政 42 (元)党選対職員  自前<1>

大畠 章宏 67 (元)党幹事長   民前<8>

福田  明 58 (元)北茨城市議  共新

 九期目を目指す民主前職の大畠章宏氏、前回比例復活で初当選した自民前職の石川昭政氏、共産新人の福田明氏と、二年前と同じ三氏の争いに。区割り変更で東海村が5区になり、約三万人の新たな有権者の票の行方が注目されている。

 大畠氏は強固な支持基盤に支えられ、前回も逆風の中、県内で唯一、民主の議席を死守した。今回は「安倍政権の暴走を止める選挙」と位置付け、解散直後に地元入りして街頭演説や支持団体回りに力を注ぐ。東海村には新たに事務所を開設する予定だ。

 石川氏は「二年目の解散でやり残したことが多々ある」と、続投に強い意欲を示す。若さと震災復興に取り組んだ実績を強調、「アベノミクスを県北へ」を合言葉に、地域経済の活性化を訴える。東海村では党県連会長の梶山弘志氏から後援会を引き継ぎ、選挙運動でも連携する構えだ。

 福田氏は地盤とする北茨城市を中心に支持拡大を図る。東海村は「脱原発の訴えが届きやすい地域だ」として編入を歓迎する。(成田陽子)