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茨城ニュース

主な立候補者の横顔 4区

(届け出順)

◆高野 守(たかの まもる)氏(55)民元<1>

◇不登校支援に使命感

 「自民党政治は限界。古里から変える」と決意し出馬した二〇〇五年以来、四回目の挑戦。過去三回の衆院選は小選挙区で苦杯をなめた。今回も厳しい戦いだが「事実上の野党統一候補」と自負して臨む。

 現政権の経済政策や年金運用の問題点を突く一方、「ライフワーク」と語るのが不登校や引きこもりの支援体制づくりだ。十数年前、知人家族をはじめ多くの家庭が悩んでいることを知った。「対応できる医師や教師は少ない。国がやらなければ」と訴える。

 代々続く神社の神主でもある。趣味は「あまり有名でない」全国の史跡を列車でめぐること。映画もよく見る。「『風の谷のナウシカ』に衝撃を受けて」以来の宮崎駿監督のファン。

◆堀江 鶴治(ほりえ かくじ)氏(73)共新

◇地方の衰退に危機感

 旧緒川村議を八期、常陸大宮市議を三期務めた。議員として計三十七年間、農村部を見続けた今、「若者がおらず、田畑は荒れ地になった。過疎は加速している」と地方の衰退に危機感を抱く。地方重視、農業重視の政策を訴える。

 議会では道路改修や獣害対策に力を入れた。党や自身の活動、議会状況、村民の要望などをまとめた地元住民向けの会報紙「明るい緒川」を初当選する前から書き続け、昨年秋に五百号を達成。今も毎月千百部ほど発行している。「ささやかだが継続してよかった」と顔をほころばせる。

 地域の愛好会にも名を連ねる将棋好きだ。「選挙と同じで、全体を見ないと勝てないのが将棋。強い人と戦うのが面白い」

◆梶山 弘志(かじやま ひろし)氏(59)自前<5>=公

◇肌でつかんだ景況感

 六期目を目指す。父の故静六氏の地盤を継いだことに「一期目はげたを履いたとしても、二期目以降は有権者の審判を受け、新しい支持者もできた」。中小企業政策やエネルギー確保の取り組みなど、国政の実績が自信を裏打ちする。

 常陸太田市で育ち、原子力関連会社勤務を経て、鉱物を扱う商社を興した。その経験をもとに、肌でつかんだ景況感を政策に生かそうと努めている。バロメーターの一つが運送会社の声だ。「実体経済は物流で見える。注文数はどうか、車の台数を維持しているかと各地で聞いている」

 毎朝のウオーキングや素振りなど運動を欠かさない。週に一度、中国の古典「菜根譚(さいこんたん)」の勉強会を同僚議員と開いている。