文字サイズ

茨城ニュース

懸命の訴え届け 師走のダブル選 14日、投開票

 史上初のダブル選挙となった衆院選、県議選は十四日に投開票が行われる。衆院選は県内の七小選挙区に、二十一人が立候補。寒風吹きすさぶ街に県議選候補と一緒に立つ姿も目立つ。選挙戦も最終盤。少しでも多くの有権者の心をとらえようと、懸命の訴えを続けている。

 小選挙区の立候補者は、前回の三十人から大幅に減り、小選挙区比例代表並立制で実施された一九九六年の衆院選以降、二〇〇三年と並び最少だ。内訳は、自民七人、民主四人、維新一人、共産七人、無所属二人。アベノミクスの評価が主な争点とされる中、それぞれの経済対策、景気浮揚策などをアピールしている。

 同じ師走の衆院選だった前回一二年の県内の投票率は58・85%。突然ともいえる解散で、県民の選挙に対する関心の度合いも注目される。有権者数は、二百四十一万六千三百四十七人(四日現在、国内分)。

   ×    ×

 一方、東日本大震災後、初めてとなる県議選は、三十六選挙区に九十五人が立候補。二十人が無投票で当選し、二十三選挙区で七十五人が、残る四十三議席を争っている。今回から定数は二減の六三となり、一部で選挙区のエリアを変更した。

 七十五人の内訳は、自民二十七人、民主三人、維新四人、公明三人、共産四人、社民一人、政治団体の「東海第二原発の再稼働を止める会」四人、「かしま志民党」一人、無所属二十八人。

 震災からの復興、医療・福祉政策、インフラ整備、女性の社会進出など、県政をめぐる多くの課題で論戦が展開され、東海第二原発の再稼働の是非も争われている。前回一〇年の投票率は49・00%。過去三回連続で50%を下回ったが、衆院選とのダブル選で、今回は上昇する見込みもある。 (林容史)