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茨城ニュース

有権者の声 「日本の形をゆがめている」「政策継続で良い方向に」

 今回の衆院選で有権者たちは何を重視し、どんな考えで投票するのか。茨城1区の候補者たちが「最後の訴え」に駆け回った十三日、水戸市内で街頭演説に耳を傾ける人たちに聞いた。

 午後二時すぎ、大内久美子氏(共新)が演説していた市中心部の百貨店前。法律事務所勤務の金子直美さん(26)は「民意を聞かずに集団的自衛権容認を閣議決定したり、特定秘密保護法を成立させたりと、今の安倍さんの政治は日本の形をゆがめている。戦争をしに行けと言われているよう」と危機感を募らせ、演説を聴き終えると期日前投票所へ向かった。

 同じ百貨店前では福島伸享氏(民元)も午前十一時にマイクを握った。演説を見守った内装業の富永安男さん(65)は「消費増税と物価高で、年金生活の高齢者など国民の生活は苦しい」と今の経済政策を疑問視。「国政選挙は各党の主張に影響されやすいが、候補者の人間性で選びたい。一極集中でなく、いろいろな意見が反映される政治にしてほしい」と話した。

 田所嘉徳氏(自前)は午前十時二十分、定番のJR水戸駅前へ。訴えを聴いていたパートの片岡恵美子さんは「中小企業や個人経営の人たちは今はアベノミクスの恩恵を受けていないが、続けていけば良い方向に向くのでは。外国から見ても日本の首相がころころ変わってはいけない」と安倍政権に託しつつ、やはり「人物を見て明日の投票先を決める」と語った。 (妹尾聡太)