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東京ニュース

きょう公示 小選挙区 96人準備

都選挙管理委員会が公開した衆院選の「七つ道具」や投票用紙=都庁で

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 衆院選は二日、公示される。都選挙管理委員会によると、一日現在で都内二十五の小選挙区に九十六人が立候補届け出書類の事前審査を終えた。立候補者は前回二〇一二年の百三十四人から大幅に減る見通しだ。安倍政権の二年間に対する評価を主な争点に、十四日の投開票に向け十二日間の師走の選挙戦が始まる。

 都内小選挙区の事前審査終了者は、衆院解散前の政党勢力順に、自民二十四人▽民主十九人▽維新七人▽公明一人▽次世代十人▽共産二十五人▽生活二人▽諸派・無所属八人。

 前回に二十一選挙区を制した自民は、公明前職を推薦する12区を除く二十四選挙区に候補者を擁立する。

 前回二議席にとどまった民主は一日、候補者擁立を見送る六選挙区のうち9、15、16、17区の四選挙区で維新候補を党都連推薦にすると発表。七人を擁立する維新も、競合しない十七選挙区のうち十三選挙区で民主候補を党都総支部推薦にする。

 次世代は前職一人、新人九人、生活は前新各一人を公認。共産党は全選挙区に候補者を擁立する。

 比例東京ブロックは小選挙区との重複立候補者も含めて十七議席を争う。

 期日前投票は公示日翌日の三日から始まる。

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 都選挙管理委員会は一日、公示日に立候補を届け出た候補者に渡す「七つ道具」を報道陣に公開した。

 選挙事務所に掲げる標札や街頭演説に携わる運動員の腕章、街頭演説を行う時に立てる旗など、選挙運動に必要な七種類。都内二十五の小選挙区用に二百二十セットを用意し、届け出を受け付ける各区市選管に配備した。

 投票用紙は小選挙区が薄緑、比例代表は白、最高裁判所裁判官の国民審査はクリーム色にした。投票箱の中で開く特殊な紙を使っており、都内の一千万人超の有権者向けに、それぞれ異なる色で約一千万枚ずつ計約三千万枚を確保したという。担当者は「今回は準備期間が極めて短く、大変だったが、間に合わせることができた」と胸をなで下ろした。