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東京ニュース

自公1増 23議席 民主・維新 1議席ずつ

当選確実となり、支援者から花束を受け取る山田美樹さん(左)=新宿区で

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 十四日に投開票された衆院選で、都内の投票率は、50%は上回るものの、前回の62・20%を大きく下回る見通しだ。自民は二十五の小選挙区のうち、二十二の小選挙区で当選、前回を一議席上回った。公明も唯一の小選挙区議席を維持し、連立与党で計二十三議席を獲得した。民主は小選挙区のうち、7区で勝利したものの、前回勝利した21区では敗北。15区では維新が勝利し、野党は計二議席にとどまった。

◆1区 山田さん 民主代表破る

 接戦が伝えられていただけに「何とお礼を申し上げて良いか言葉が見つからない」と深々と一礼し、終始硬い表情を見せた。

 自民前職の山田美樹さんは、国会や省庁など国の中枢が集まる1区で野党第一党民主の海江田万里代表を制した。報道で当選確実が伝えられると、新宿区四谷の選挙事務所に黄色のスーツ姿で現れた。

 経済産業省の官僚から外資系企業勤務をへて、二回目の選挙に挑戦した。自民の区議、都議らと一丸となって地道に街頭で活動を続けた。公示前、最終日に訪れた安倍晋三首相や石破茂・地方創生相ら党幹部も応援に入り、自民や推薦する公明の組織票を固めた。

 取材に対し、「正直、自民への風は感じなかった」と厳しかった選挙を振り返る。「自分でも思っていなかった結果だ。知名度で(海江田代表に)後れをとる私にご支持をいただいたのは、安倍政権の二年間にご信任をいただいたということだ」と説明する。

 「都心が栄えることで日本の経済をけん引する。オフィス街と住宅が混在し、人口も増える都心ならではの介護や医療の悩みもある。都心の問題を国政に届けたい」と決意を述べた。