さまざまな価値観、ムーブメントが生まれては消える私たちの社会に、東京五輪・パラリンピックはどんなインパクトを与えるのだろう。アスリートや市井の人々の思いに耳を傾けながら、この国の風景を見直したい。
第3部 義足の可能性(5) 自分のため走り続ける 将来のパラ出場を見据え練習
どこから見ても、人間とは全く違う脚。ぐにゃりと曲がった競技用義足が、以前は好きじ...
2月2日
第3部 義足の可能性(4) 走れる喜び 豊かな人生への一歩
義足の初めの一歩は、転ぶ恐怖を乗り越えるところから。「初めはみんな怖い。僕は今で...
2月1日
第3部 義足の可能性(3) パラ選手、脳の働き脚光
「つま先」が欲しかったという。右脚が義足で、六大会連続となる東京パラリンピック代...
1月29日
第3部 義足の可能性(2) 障害ばかりに焦点当てないで
「俺のヒーローだ」 乙武洋匡(43)は思わず泣いた。 昨年八月、東京都内...
1月27日
第3部 義足の可能性(1) 最速ボルト 超えるのか
五十メートル付近からぐんぐん加速し、他の選手を引き離していく。生身の脚より弱いと...
1月26日
第2部 届かぬ声(4) 虐待… 誰も助けてくれず
毎日妹の食事を作り、おしめを替えた。小学生の頃の記憶だ。 両親の帰宅はいつも...
1月22日
第2部 届かぬ声(3) 都の立ち退き要求、住民交流分断
「みんなもぐらになっちゃったのかね」。伊藤純子さん(93)=仮名=が切り出すと、...
1月21日
第2部 届かぬ声(2) 台風被害の旅館「復興も考えて」
外はあの日のように雨だが、トラックやオートバイはひっきりなしに道路を横切っていく...
1月20日
第2部 届かぬ声(1) 五輪建設特需、技能実習生の明暗
さんぜんと輝く新スタジアム前は、カメラを持った観光客でにぎやかだ。国立競技場(東...
1月19日
第1部 ブラインドサッカー(5) ホーム転落2回、身近な恐怖
「えっ、亡くなったんですか。どうして…」 知人から電話を受けた鳥居健人(けん...
1月6日
第1部 ブラインドサッカー(4) 全国13万人 広がる「スポ育」
鳥居健人(けんと)(28)が軽くサッカーボールを蹴ると、六、七メートル先のコーン...
1月5日
第1部 ブラインドサッカー(3) 性差を超えてガチンコ対決
完全な男女平等-。ブラインドサッカーの国内大会のモットーだ。 接触プレーも多...
1月4日
第1部 ブラインドサッカー(2) 仲間を優先、日本代表辞退
カシャカシャカシャ…。鈴のような音を響かせて転がるボールを、若者たちが追い掛けて...
1月3日
第1部 ブラインドサッカー(1) 東京の街、安心して歩きたい
朝のラッシュが一段落した地下鉄千代田線北千住駅(東京都足立区)。昨年十二月二十三...
1月1日
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