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【東京新聞の本】

原発とは結局なんだったのか

  いま福島で生きる意味

原発とは結局なんだったのか

清水 修二 著
1,540円 (本体価格1,400円)
ISBN 9784808309657

四六判 上製 224P

ご注文はこちらから [在庫:有り]

福島が傷んでいる。山が、海が、川が、大地が。なにより人の心が。

原発と経済を挟んで、東京のまばゆさは福島という影と表裏一体だったことを、せめて、いませめて銘記すること。そこからしか、だれも痛まない、真に明るいくにへとつながる長い道のりは、始まらない気がするのです。

――翻訳家 池田香代子

 

福島第一原発事故前から原発を批判してきた福島の論客が、原発事故によって地域社会も産業も人間関係もズタズタにされた福島の現状を訴え、「事故の風化」に警鐘を鳴らす。

「きわめて広範囲に取り返しのつかない被害を及ぼし、人々や地域から未来を奪ってしまう放射能被害を、二度とこの国土に招いてはなりません。私たちは全ての心ある人々に呼びかけます。福島の犠牲を断じて無駄にしないために、ともに『原発はいらない!』の声を大きく挙げましょう」(本文より)

 

【目 次】

序 章 いま福島で生きる意味

第1章 福島の惨禍に何を見るか

第2章 憲法の視点から見た原子力災害

第3章 チェルノブイリから何を学ぶか

第4章 電源三法は廃止すべきである

終 章 原発とは結局なんだったのか

創 作 雨―または逃走譚

 「原発いらない!3・11福島県民大集会」宣言

  

【著者紹介】

清水修二(しみず・しゅうじ)

福島大学経済経営学類教授。

1948年東京都生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。専門は財政学・地域論。原発立地を促進する電源三法交付金制度の問題点を指摘し、福島第一原発事故前から原発に批判的な立場をとってきた。2008年4月から2012年3月まで福島大学副学長を務め、原発事故後の対応に奔走。2011年11月には福島県チェルノブイリ原発事故被災地調査団長としてベラルーシ、ウクライナを訪問。2012年3月11日に開かれた「原発いらない!福島県民大集会」では呼び掛け人代表となった。主な著者は「差別としての原子力」(1994年、リベルタ出版)、「NIMBYシンドローム考」(1999年、東京新聞)、「原発になお地域の未来を託せるか」(2011年、自治体研究社)など。