彩の国さいたま芸術劇場(さいたま市中央区)を運営する県芸術文化振興財団は八日、二月十一日から予定していた高齢者劇団「さいたまゴールド・シアター」の公演「聖地2030」を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置。出演者の感染は確認されていないが、「高齢者俳優の健康を最優先に考えた」としている。
ゴールド・シアターは、劇場の芸術監督を務めた演出家の故蜷川幸雄さんが二〇〇六年に創設。一六年の蜷川さんの死後も活動を続けているが、本公演は三年半ぶり。現在の所属俳優三十五人は七十〜九十五歳で、平均は八十一歳。「聖地−」にはこのうち二十人ほどが出演予定だった。
四日から本稽古を始める予定だったが、財団は昨年末に県と協議し、...
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